
Griptapeとは
Griptapeは、Foundryの既存クリエイティブツールと連携しながら、複数のAIモデルやAIエージェントを統合し、安全かつプロフェッショナルな制作ワークフロー内でオーケストレーションできるプラットフォームです。急速に進化するAIモデルへのアクセスを適切に管理しつつ、大規模な制作環境に求められる高度なセキュリティとトレーサビリティを確保し、イノベーションと運用管理の両立を支援します。

AIオーケストレーションとは
AIオーケストレーションとは、複数のAIモデルを連携させ、単一の統合システム内で再利用可能なワークフローとして統合・自動化する手法です。これにより、より迅速で一貫性のある成果を実現できます。
Griptapeの特長
既存のワークフローに合わせた設計
スタジオ向けライセンスと柔軟にカスタマイズ可能なモデルにより、既存のワークフローやパイプラインを維持したまま、進化し続けるAI技術をスムーズに活用できます。
ニーズに応じた高度なセキュリティ
クラウド環境はもちろん、自社ファイアウォール内のオンプレミス環境にも安全にデプロイ可能です。知的財産(IP)やAIモデルの実行環境を、完全に自社管理下でコントロールできます。
高い制御性・追跡性・拡張性・柔軟性
既存パイプライン向けの実績あるワークフローを活用できるほか、Pythonを用いて独自のワークフローを構築・カスタマイズすることも可能です。バージョン管理と高度な制御機能により、信頼性と一貫性のある運用を実現します。
すぐに始められる、使い慣れた操作感
使い慣れたノードベースUIにより、クリエイティブプロセスにAIをフル活用できます。インスピレーションを広げるノードライブラリや、技術的なタスクを自動化するアシスタント機能も備えています。

Griptape Enterprise:スタジオ固有のニーズに応えるエンタープライズ版
ハイエンドな映像制作に求められる、厳格な管理機能と高度なセキュリティを提供します。
Griptape Enterpriseなら、すべてのワークフローを検証済みかつコンプライアンスに準拠した、本番運用に対応できる状態に保てます。スタジオによるライセンス管理と拡張されたプロジェクト管理機能により、アーティストが利用できるAIモデルを柔軟に管理できます。
また、Griptape Enterpriseはオンプレミス環境またはプライベートクラウド環境で運用できるため、機密性の高い知的財産(IP)を安全に保護できます。
Griptapeの活用事例
Griptapeを活用した最新のワークフローや開発事例をご紹介します。進化を続けるプレイリストを通じて、AI活用の可能性をご覧ください。
FAQs
Griptapeとは何ですか?
Griptapeは、AIオーケストレーションプラットフォームです。Foundryの既存クリエイティブツールと連携しながら、アーティストやスタジオが複数のAIモデルやAIエージェントを、安全かつプロフェッショナルなワークフロー内で統合・制御できる環境を提供します。Griptape Nodes、Griptape Framework、Griptape Engineの3つのコンポーネントで構成されています。
Griptape Nodesとは何ですか?
Griptape Nodesは、コードを書かずにAI駆動のワークフローを構築できるビジュアルインターフェースです。ブラウザ版とデスクトップアプリ版(Windows・Mac・Linux対応)からお選びいただけます。
Griptapeクレジットはどのように機能しますか?
Griptapeクレジットを使用することで、クリエイティブワークフロー内でのサードパーティクラウドモデルの利用量を柔軟に管理できます。
サードパーティがクラウド上でホストするモデルを実行するには、Griptapeクレジットが必要です。Professionalサブスクリプションには、利用開始時に毎月40米ドル相当が含まれています。月間クレジットを使い切った場合でも、Griptapeアプリケーション内から追加クレジットを簡単に購入できます。
なお、オープンソースモデルをローカル環境で実行する場合や、外部APIキーを利用してクラウドモデルを使用する場合は、Griptapeクレジットは消費されません。
Griptape FrameworkとGriptape Engineとは何ですか?
Griptape Frameworkは、既存のスタジオパイプラインと連携する、安全な生成AIアプリケーションやAIエージェントを開発するためのPythonツールキットです。これには、ワークフローの実行をオーケストレーションするGriptape Engineも含まれており、クラウド環境またはオンプレミス環境のいずれでも実行できます。
Griptapeはオンプレミス環境に対応していますか?
はい。Griptape EngineとGriptape Nodesは、いずれもクラウド環境またはオンプレミス環境で実行可能です。これにより、スタジオは厳格なセキュリティ要件を満たしながら、AIオートメーションをローカル環境で運用することが可能です。
Griptapeの利用に必要なソフトウェアおよびハードウェアは何ですか?
Griptape Nodesは、ウェブブラウザ経由、またはWindows・Mac・Linux向けデスクトップアプリケーションとしてご利用いただけます。ワークフローの構築やクラウドベースのAIモデル利用にあたって、特別なハードウェア要件はありません。ただし、AIモデルをローカル環境で実行する場合は、プロフェッショナル向けGPUが必要です。
GriptapeはどのAIモデルに対応していますか?
Griptapeはモデルに依存しない設計を採用しており、テキスト、画像、動画、3D、音声生成向けのオープンソースモデルおよび商用モデルに対応しています。Google、Black Forest Labs、ByteDance、OpenAI、Alibaba、ElevenLabs、Topaz Labs、Luma、Rodin、Kuaishouなど、多くの主要モデルベンダーとの標準統合機能を備えています。また、Hugging Face上の幅広いモデルを接続できるほか、独自のDiffusionモデルを利用することも可能です。
Griptapeは既存のVFX/アニメーションパイプラインとどのように統合できますか?
GriptapeはPythonベースのフレームワークであるため、既存のスタジオパイプラインへスムーズに統合できます。
また、GriptapeはMCPにも対応しており、Nuke、Maya、Blenderなどの主要なDCCツールや、Flow Production Trackingなどの制作管理システムと連携したエージェント型ワークフローを実現します。
Griptapeで利用可能なモデルの著作権状況や学習データに関するFoundryの方針を教えてください。
Griptapeにおける私たちの目標は、お客様が自社のリスク許容度に応じて、最適なモデルを柔軟に検証・活用できる環境を提供することです。そのため、Griptapeではオープンソースモデルと商用モデルの両方を含む、幅広いモデルをサポートしています。AI分野は急速に進化しており、モデル開発元ごとに異なる学習データや学習手法が採用されています。そのため、各モデルの安全性、コンプライアンス、ライセンス適合性については、利用用途に応じてユーザー自身で確認いただく必要があります。またFoundryでは、法的・業界の最新動向を継続的に注視しています。